本編については
アチラを参照願うとして、こちらでは付属の限定DVDについて。
オリジナルアニメーション【“文学少女”今日のおやつ 〜はつ恋〜】
スペシャルコンテンツ【劇場版“文学少女”予告映像】
※メニュー画面では上記の並びだが、オートスタートでは逆順に流れる。
さすがに竹岡美穂さんが描く繊細な挿絵の世界をアニメで表現するのは、かの Production I.G でも難しいのだろうか。「
貞子こと黒沼爽子」はあんなに素晴らしいのに……。背景や静物といった美術系はともかく、人物像は「似て非なるもの」くらいで挑んだ方が良さそう。遠子先輩の黒髪は青みがかっていないとイカンと思うのだが……。声にしても、遠子先輩役の花澤香菜さんは好きな声優さんではあるが、今回は遠子先輩というより何だか同級生の遠子ちゃんという感じがしないでもない。もう少しお姉さんっぽさと、“清楚で古風な雰囲気ながら実は少しお転婆で意外に押しが強い”という「先輩らしさ」がほしい。音楽は申し分無し。それでも、遠子先輩が引用する本や心葉の三題噺の世界を動画で観られるのはアニメならでは。「なるほど、こうなるのか」と納得できるものは充分にある。文字がまるで“イニシャルG”のごとくシャカシャカ動き回って遠子先輩の反応というか心情を表しているのは良い演出だった。
これだけで劇場版本編を占うのは尚早かもしれないが、ある程度のアタリは付けられると思う。正直なところ現状では映像的に玉石混交な印象は否めないが……シナリオで押すのか?