ブックレビュー社
次世代の巨大ビジネスであるDVDライティングに関する,日立,松下,ソニーなどの技術競争の展望
DVDメディアは,プレイステーション2の人気にも影響され,今後は急速に普及が進むと見られている。DVDの正式な名称は「ディジタル・バーサタイル・ディスク」である。Vはビデオではなく,「多様な」という意味のバーサタイル。音声,画像,動画などのコンテンツを高密度で記録することが可能となっている。DVDはデファクト・スタンダードとされ,無限の発展性を約束している。日本電子機械工業会では,2005年にはパソコンの80%にDVDが搭載されると予測している。
DVDメディアは,プレイステーション2の人気にも影響され,今後は急速に普及が進むと見られている。DVDの正式な名称は「ディジタル・バーサタイル・ディスク」である。Vはビデオではなく,「多様な」という意味のバーサタイル。音声,画像,動画などのコンテンツを高密度で記録することが可能となっている。DVDはデファクト・スタンダードとされ,無限の発展性を約束している。日本電子機械工業会では,2005年にはパソコンの80%にDVDが搭載されると予測している。
DVDもリード・オンリー・メモリー(ROM)だけでは普及もたかが知れている。AVメーカー各社は,ライティング可能なDVDの開発に力を入れてきた。先駆を切ったのは日立と松下。DVD-RAM(ランダム・アクセス・メモリー)は,1998年4月,世界初のDVDライティング・ドライブとして発表された。相変化方式というユニークな記録方法を使う。本書はDVD-RAMを中心に各社の戦略とDVD市場の行方を探っている。
それまでは日立,松下に同調していたソニーが独自技術の発表に踏み切る。ソニーのDVD+RWは「プラス・リライタブル」と呼ばれる。パイオニアはDVD-RW(マイナス・リライタブル)を発表。さらにNECはMMVF(マルチメディア・ビデオ・ファイル),富士通はASMO(アドバンスド・ストレージ・MO)で激戦のDVDライティング戦線に名乗りをあげた。
各社がこれほどまでに独自の技術を投入してくるのは,DVDがビデオテープにとって代わるだろうと確信しているためだ。薄いボディーに大量の映像を高画質で記録,再生装置にもほとんど制限はないので,ビデオテープの代役となるのは造作もないことだろう。 (フリーライター 古川 伸一)
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内容(「BOOK」データベースより)
ここにきて急に盛んになってきた「録画ディスク」の主導権を巡る技術開発、フォーマットの覇権争い、さらにはアプリケーション開発。なぜ、録画ディスクがこれほど注目されるのか。その答えは「DVD‐RAM」というネーミングに秘められている。各社自身の技術を縦横に駆使して参入が相次いでいる録画ディスク市場は、これからどのように発展するか、そもそも、記録技術はどのように開発されたのか、どんな応用が待っているのか。さらに、録画ディスク・ウォーズの最終勝利者はどのメーカーの、どのフォーマットなのか。本書では、まさに無限に広がっている大市場を目指して参入・激突する、各社の戦略を徹底取材し、この市場の行方を探る。
内容(「MARC」データベースより)
各社自信の技術を駆使して参入が相次いでいる録画ディスク市場は、これからどのように発展するのか。ソニー、パイオニア、NECなど各社の戦略を徹底取材、この市場の行方を探る。〈ソフトカバー〉