DVDもリード・オンリー・メモリー(ROM)だけでは普及もたかが知れている。AVメーカー各社は,ライティング可能なDVDの開発に力を入れてきた。先駆を切ったのは日立と松下。DVD-RAM(ランダム・アクセス・メモリー)は,1998年4月,世界初のDVDライティング・ドライブとして発表された。相変化方式というユニークな記録方法を使う。本書はDVD-RAMを中心に各社の戦略とDVD市場の行方を探っている。
それまでは日立,松下に同調していたソニーが独自技術の発表に踏み切る。ソニーのDVD+RWは「プラス・リライタブル」と呼ばれる。パイオニアはDVD-RW(マイナス・リライタブル)を発表。さらにNECはMMVF(マルチメディア・ビデオ・ファイル),富士通はASMO(アドバンスド・ストレージ・MO)で激戦のDVDライティング戦線に名乗りをあげた。
各社がこれほどまでに独自の技術を投入してくるのは,DVDがビデオテープにとって代わるだろうと確信しているためだ。薄いボディーに大量の映像を高画質で記録,再生装置にもほとんど制限はないので,ビデオテープの代役となるのは造作もないことだろう。 (フリーライター 古川 伸一)
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この本はもっと評価されてもよいはず。,
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レビュー対象商品: DVD‐RAM革命―これが21世紀の巨大ビジネスだ! (単行本)
この一冊で、技術だけでなく、開発者の気持ち、開発の経緯、開発の裏事情まで知ることができる。また、物語になっているから読んでいて疲れない。 一般書としても技術書としても最高の一品(だと個人的には思う)。 研究に没頭する人は一般的な技術本だけで十分かもしれない。 だけど、寄り道する余裕のある人やこれから関連の技術に携わる人はこの一冊を読んでおいて損はない。
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