メーカーごとの分類で探しやすい,市販さていれるほぼ全てのフォントが掲載されていて他を見る必要がない,つぼを押さえた組見本でフォントの特徴がつかみやすい等が特徴の『フォントスタイルブック』はフォントの見本帳のスタンダードです。
2009年度版の一番のポイントは,タイプデザイナーの竹下直幸氏監修による「Visual Index」ではないでしょうか。これは従来からのメーカーごとの分類だけではなく,文字の形からフォントが検索できるものでとても便利です。目立たないものですが,使いやすさへの細やかな配慮が感じられます。
また,グラフィックデザインの一線で活躍する「大日本タイポ組合」による表紙も見逃せません。シンプルな表紙が多い中,アーティストとのコラボレーションにフォントの世界を広げようとする意志を感じさせます。今後の展開に要注目です。
ますます完成度が高まった『フォントスタイルブック』。2009年度版もおすすめです。