この巻で最初のドラゴンボール集めが終わります。展開としては少し早い気もしますが、絶妙なテンポのよさがドラゴンボールの良さではないでしょうか。
そしていよいよ悟空の亀仙人のもとでの修行が始まりました。その時期に、この後悟空の1番の親友となるクリリン、くしゃみで性格が入れ替わるランチが遂に登場しました。最初の頃のクリリンは性格があまりよくありませんが、亀仙人のもとで修行する度に愛すべきキャラクターに成長していきます。
そして1番の魅力といえば亀仙人の修行メニューだと思います。普通武術の修行といえば、構えや技の型を教えることが考えられますが、亀仙人の修行メニューは、亀と書いた石を探したり、牛乳配達や野良仕事をしたり、国語などの勉強を行ったりと、武術とはかけ離れたようなメニューです。そして最後まで武術に関しては悟空とクリリンには教えません。しかし、毎日その修行をしたことで、悟空とクリリンの強さは何倍にもあがりました。どんなことでも基礎的なことがしっかり出来ていなければ意味がないことをあらわしていると思います。「よく動き、よく学び、よく遊び、よく食べて、よく休む。これが亀仙流の修行じゃ」と亀仙人は言っています。このことは現実世界においても重要なことではないでしょうか?こういう基礎的なことは、実行できているようで実際にはなかなか出来ていないと思います。普段はスケベな亀仙人ですが、この人はやっぱり凄い人なんだと思いました。