◆亀梨ソロ「w/o notice??」は、「恋に落ちたのか?」という瞬間を描く、Jazzyでお洒落な楽曲。
イントロからAメロでは半音ずつ異動する不気味な和音が「恋の始まり」の胸のざわめきを醸し出し、
サビでは一気に明るくポップに歌い上げる展開。
Jazzのリズムを見事に掴み歌いこなす歌唱力はさすがで、
一聴して目の前に、ステッキを持っていたずらな笑顔で軽やかにステップする亀梨の姿が浮かぶような名演。
前作「someday for somebody」よりさらに安定感も表現の幅も増した亀梨の世界を楽しむことが出来る。
◆一方田口ソロでは、前作「サムライ☆ラブ☆アタック」から一転し、
夏を通り抜ける涼風のようにさわやかな田口の新しい魅力に触れることができる。
夏と田口のイメージがよくマッチした、ドライブで聴きたくなる曲。
サビはキャッチーで、「風は夢を運ぶ 夏の思い乗せて /悔し涙にも 意味はある /つらいときはいつも 思い出そう 夏の場所 /気がつけばそこに 輝きが」と、ただ爽やかなだけでなく、聞き手に希望を与える歌詞にも注目。
ただ、アレンジや演奏はやや雑か。
◆もちろん「DON'T U EVER STOP」も、KAT-TUNの表現力を堪能できる名曲。
赤西・亀梨のソロパート・ハモリでの迫真の演奏はもちろんだが、
田中のRap「FROM 千葉 サイコラッパー」「ガキの頃描いてた大人に「Anybody home?」 Knock! Knock! Knock!」と、細部から全体の迫力に至るまで圧巻。
サビ「DON'T U EVER STOP」など、全員のコーラスには厚みと緊迫感があり、「傷ついて TOP 旅立ったあの日から DON'T U EVER STOP」の歌詞はKAT-TUN自身の姿とオーバーラップし感動を増幅させる。