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26 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
一生今の○○の気持ちが解からなくていいから,
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レビュー対象商品: DON’T TRUST OVER 30 (KCデラックス) (コミック)
まるで自伝のようなTAGRO氏の短編集。カバーがやけに薄いのが気になる新作。今回は西尾維新氏ではなく、佐藤友哉氏のコメントつき。 連載中の変ゼミのようなポップさは少なく、どちらかというとダークな面が目立つ。 タイトルの『Don't trust over 30』は、確かムーンライダーズの曲に似た名前のものがあったが、 それはさておき、和訳すると『30歳以上を信じてはいけない』となる。 言うに、30歳とは作中でも語られているように「大人」になってしまった姿であり、 書かれているのは、その人間関係、堕落、コミニュケーション不能……。 自分は若者なのか、大人なのか……。だとしたら「大人」は一体何なのか。 大人になるのが嫌になるような、もう漫画を閉じてしまいたいような気にすらなる。 しかし、読み進めたうえでのラストで語られる作者の思いには胸を打たれるものがあった。 むしろそれを読まないと、ただただ不安定な世界観に身を浸し続けることになる。 短編集といいながらも、ピースがバラバラではあるが、どこか繋がっているのかもしれない。 作画は、表紙にあるような変ゼミふうの可愛らしいものから、妙にリアルな描写のものまで多々ある。 なので、変ゼミふうが好きだからといってそれを期待しすぎない方がいい(と思う)。 TAGRO氏は変ゼミだけではないのである。 以上、若者の意見でした。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
正しき私小説の系譜,
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レビュー対象商品: DON’T TRUST OVER 30 (KCデラックス) (コミック)
本作は、漫画史上に燦然と輝く名作『マフィアとルアー』の正当な続編である。繰り返し描かれるのは、近代的な日本人が感じた、生きることの苦しみと矛盾。 近代に勃興した私小説の中の一部や、日本語ロックの体現者たちがわずかに触れることが出来た領域に、TAGROは指先で触れている。 あなたが苦しみを抱えているならば、この表現に触れて欲しい。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
マフィアとルアー未読者にはやや厳しい,
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レビュー対象商品: DON’T TRUST OVER 30 (KCデラックス) (コミック)
変ゼミの雰囲気を期待して買うと確実に肩透かしにあう1冊です。MAXIでもあった重いテーマの漫画、どちらかというとそういう傾向の漫画ばかり を集めた単行本といった印象。 理不尽で不可解でポップでキュート、そしてどこか気持ち悪い要素があるTAGRO漫画を期待して 購入してみたものの、なかなかに消化不良な部分が自分自身に残ります。 初期からのTAGROファンと変ゼミから本格的にTAGRO作品にハマった人では 恐らく印象がかなり違うのだろうと思われる作品でした。 精神年齢と外見年齢が食い違う人々の話、父親嫌いの男性が自分が父親になる時を描いた最後の話。 カレーと緊縛された女性などなど。 どれも読み流すには重すぎて、おまけにとっつきにくくて難しい話ばかり。 特に最後の1本の話が心にグサッと突き刺さって離れませんでした。 暫くドントラを読み返せないくらいに話が重かった。 とはいえ、やっぱり読み返しては不可解さと重苦しさをリピートしたくなる そんな依存性のある漫画でもあります。 変ゼミを描く作者がこんなテーマの作品も描けるのかと驚かされました。 マフィアとルアーも読んでみたくなります。
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