DNSの歴史的背景から始まり,DNSの仕組み,BINDの入手方法,インストール,DNSのMXレコード,BINDリゾルバの設定,BINDの運用,ドメインの拡張,親の仕事(子への権限委任),セキユリティ,nslookup,BINDデバッグ出力の読み方,DNSとBINDのトラブルシューティング,リゾルバおよびネームサーバー・ライブラリを使用したプログラミング,DNSとインターネット・ファイアウォール,ダイアルアップ接続,DNSとX.500の比較,DNSとWINS,BINDのステートメントなど広範囲をカバーしている。翻訳も適当で,監訳で日本に固有の場合の注や付録も付け加えられている。
本書に掲載されているプログラムサンプルは,記述されているftpサイトから入手可能である。初版から第3版までそれそれに対応している。なお,本書の前半ではBIND4,BIND8の順に設定ファイルが書いてあったのが,後半ではBIND8,BIND4の順になっていたのが気になったが,実用上は関係がない。
対象となるのは主にUnixユーザなので,Windowsユーザの場合は,Windows用のBINDを入手して運用する場合以外はBIND関連個所は役に立たないが,DNS,nslookup,ドメイン名の登録とIPアドレスの割り当ての個所は役に立つ。 (BMCソフトウエア 東京ローカライゼーションセンター 宮下 厚)
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