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Watsonの一人称でつづられ、Francis Crikと2重らせん構造を発見した当日のことを書いた序章では、当日2人の研究者がどれだけ興奮していたかが、読者に生々しく伝わる。
続いて、遺伝現象が分子レベルで解明されるまでの過程、バイオテクノロジーの過去から現在までの技術紹介とその問題点、ヒトゲノム計画の詳細、遺伝病の原因を探る研究について、そして行動遺伝学の話題、の5つを柱として話は進む。
すでに出版されているWatsonが記したDNA研究に関する本よりも、Watson個人の見解や主張が非常に率直に書かれており、Watosnという人物をより理解できる一冊だ。
(日経バイオビジネス 2005/06/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
DNAに関わる歴史を語る,
By 瀬高信夫 (米国加州) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: DNA (上) (ブルーバックス) (新書)
DNAの2重螺旋構造を見出したノーベル賞学者らによる、DNAにまつわるあれこれをよく整理して書いた素人向け物語。青木薫氏の訳は、時として原書よりわかり易いのですが、この本では(青木氏にしては)少々ぎこちない日本語があるかもしれません。一読、DNAについての歴史・学問・応用・金銭まみれ・希望について一通りの知識を得ることができます。著者のDNA操作についての考え方には幾分、科学者の驕りが感じられはするのですが、豊富な実例・あいまいでない記述には非常に説得力を感じます。自然科学に携わる方にお勧めできる良書と思います。
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
DNAにまつわる社会の動向についての一冊,
By しじみがい (奈良県生駒市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: DNA (上) (ブルーバックス) (新書)
ワトソン自身が,DNAにまつわる社会の動向を,メンデルからヒト遺伝子の操作まで,時系列に沿って概観したもの。本書でもたびたび語られるように,反科学ヒステリー集団の格好の餌食となってきた遺伝子研究だが,にもかかわらず,ワトソンの,世論形成や価値観の形成についての考えが,あまりに素朴で単純なことには驚かされた。特に下巻は,遺伝子操作のすばらしさ紹介と,的外れな対抗勢力 に対しての普通すぎる反論 とで埋め尽くされていてゲンナリ。遺伝の仕組みを探求していく時期の1〜4章がエキサイティングなものだっただけに,残り10章が際立って空しく思えました。 読みやすい翻訳。気軽に手にとって読まれるべき1冊。新書にこそふさわしい。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ごく普通のオバサン主婦ですが,
By 人間ゆみ (神奈川県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: DNA (上) (ブルーバックス) (新書)
相対性理論から、量子論へいき、今、DNAの本に夢中です。特別に大学等で専門として学んでいたわけではありませんから、難しすぎる専門書は、開いたとたんにノックアウトされてしまいます。そんな私にとっても、この本は、すごく面白い!もちろん、一度読んだだけで、すっかり理解できるわけはありませんが、何度も読み返しているうちにだんだん理解できた様に感じます。もう、10回くらいは読んだでしょうか・・・。興味のある一般の方にお勧めします。ただ、日本語訳が、誤解を招くのでは?と思える部分が多少・・・。でも、ほんの少しです。 人生観が、少し変わります。
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