分子コンピューティングという研究分野の基礎を創った計算機科学者、Adlemanが行った分子生物実験の解説から入り、DNAを演算に用いた理論モデルや実験的アプローチなどが紹介されている。特に、分子コンピューティングの根幹をなす分子反応を適切に行うためには配列設計が重要で、反応エラー回避のためには制限酵素の認識配列が予定の個所以外に現れないよう配列を設計しなければならないなど、注意点がまとめられていて便利だ。
加えて国内外の研究やトピックスなどが紹介されており、現在の研究動向を把握するための参考書としても使いやすい。
(日経バイオビジネス 2002/03/01 Copyright2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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