vitaminシリーズのように最初からキャラクターを選んでいくタイプではありません.
が、全九章仕立てのお話の二章からすでに個別のお話に分かれるので、「また同じストーリーをスキップ…」というのもさほどなく周回プレイも新鮮に楽しめます。
ステータス画面で攻略キャラ達がヒロインをどう思っているのかの好感度が声で聞けたり、合間でルートの確定までをミッションとして啓示したりするのは新しいシステムかも。
好感度や歴史ポイントなるものが上がりやすくて存在してる意味がちょっと薄い気がしないでもないですが…。
もちろん、乙女ゲーで重要なシステム周りはちゃんと完備、一度観たイベントはいつでも再生可能。
ただ、バックログは見れてもそのシーンに戻れないのはちょっと残念かな、クイックセーブはコマ目にすることをお勧めします。
CGの数はCGアルバムを見る限り表情違い等合わせて163枚あるらしい…攻略キャラ少ないわりには多めかな??
注意すべき点としてゲーム全体の流れが一見分かりにくいので、説明書の「ゲームの流れ」は最初に確認しておいたほうが良いかも…。
あとクイックセーブとロードも説明書読まないと「ない!」と勘違いしちゃいそうなので、ご注意。
乙女ゲームでありがちなとりあえず幕末設定、という軽い歴史的背景ではなく、なかなかどっしりしていてビックリ。
どっしりしすぎていて会話だけ聞いてたら、これが乙女ゲームというのを忘れてしまうくらい全員恋じゃなくて国のために頑張ってるイメージ。
お話の本筋では全く乙女ゲーらしい甘さはなく、合間の会話から発生するイベントで恋愛要素を補完する感じ。
今までの乙女ゲーとちょっと違って一見恋愛要素に重きが置かれてないのでは…と思わせといて、合間の恋愛要素は売り文句通り艶っぽいものが多いです。
でも乙女ゲーとしては本編への恋愛要素の介入が物足りない気がしないでもない…。
幕末とかそういう系が好きな人は大丈夫でしょうが、純粋に乙女ゲーがやりたい人にはちょっと好き嫌いが分かれそうな気がします。
声優ファンへの一番のポイントはやはり龍馬の土佐弁かな。
声優の森川さんが、きちんと指南を受けて勉強された上で臨まれたお仕事だそうで、聞きごたえばっちり。
絵もクセがあるので、シリアスな内容と合わせて好き嫌いが分かれそうな気がしないでもないですが、キャラ同士の掛け合いとか見てて楽しいですし個人的にはとても面白かったです。
ただ、恋愛を強く求めてる人にはちょっともどかしいかと思います。
初回生産版のみに収録されているシナリオはお話としてはそこそこ長いですが、内容としてはパラレルな感じでオマケ程度かな。
恋愛要素は×で。