みうらじゅんと伊集院光による童貞対談
彼らの提示した論点は大変重要だ。
「はたして我々は本当に童貞を喪失できたのか?」
身体的な側面、女性の性器と自分の性器を結合したつまりSEXの経験を
喪失というならばおそらく童貞は喪失したことになるのだろう。
しかしだ。どこかおかしい。
あいかわらず妙に理屈っぽいし、妄想もする。
映画などの娯楽も相変わらずディティールに目が行くしマニアック。
そして何よりもあいかわらず女の子ともまともにしゃべれない!
そうだ、そうなのだ。肉体的には童貞を捨てることができたとしても、
俺たちは何も変わってない、童貞スピリットを持ち続けているのだ!
この本の著者両人は、そういった「心のKeep On童貞」を「D.T.」と命名。
対談で「D.T.」についての経験的、観察学的考察を加えている。
そして「一度実際に経験したことで想像力に足かせがついた「D.T.」に対して
宇宙の果てまでとどきそうな、ビックバンなみの無限の想像力を保持し続けている
童貞たちを称え逆説的な見解「童貞はかっこいい」にまでたどり着く。
その他にも、童貞や「D.T.」と対極に位置するモテ系、「ガハハ」系(ともに女性を物のようにあつかうことができる)の考察にも余念がない。
最後の童貞センター試験も受験するべきだろう。私個人としては注釈が結構ツボだったりする。