D.C.2・アニメ版のでたらめさにうんざりして、改めてみてみると、本作の素晴らしさがいっそう
はっきりを理解できた。本当に素晴らしい作品ですね。
閑話休題、本作では2回目の総集編が挟まるわけですがその最後「ここから萌え、笑い一切無し」
の杉並の宣言通りここから一気にストーリーがシリアスになっていきます。そのトリガーが
純一と音夢の想いが通じたところにあるのは原作通りの悲しい現実。
でも音夢の純一への強い想いが感じられて非常によい。もう10年以上も我慢してた想いが
こぼれて出してしまった・・・そんな気持ちが伝わってきて、それを受け止めた純一のとまどいと
喜び、そしてほんの少しの背徳感、すべてきちんと描かれています。
そして、さくらの執拗なまでの絡み方も原作通り・・・いや原作以上かも知れない。悪役にしてしまって
申し訳ないけど、後のストーリーまでこの伏線がきちんと生きていくと言う意味で、きちんと
効いている。
シリーズ構成の池田さんのお手柄だと思うのだが、前半のおちゃらけたシナリオまで含めて、
きちんと終幕に向けてストーリーが紡がれ、それぞれが有機的に機能しているのが本当に
素晴らしい。完璧です。
また、女性である宮崎監督らしい繊細さが各キャラクター、そして全体のストーリーを
うまく引き立てている点も見逃せない。本当に素晴らしい作品である。