2011年にヒューマン・リーグの新譜を聴く羽目になるとは思わなかった。彼らのCD、LP、EPとはかれこれ小学生以来の付き合いになる。初めて手にしたのは「ファッシネーション」のシングル盤だ。クレドという意味ありげなタイトル。単純に彼らの信条ととらえればよいのか?それとも原点回帰?1曲目からHLサウンド全開で思わず「DARE」と初めて接した感情が蘇る。アナログ世代の自分はどうしてもA面B面の区別を付けたくなるが、1〜6をA(前半)7〜11をB(後半)と勝手に解釈。トータル45分ちょっとという時間配分も80年代当時を彷彿させてくれる。フィリップオーキーのひと癖ある曲作りの個性は健在で、HLサウンドの重要な鍵となる。当然受付ない人も多いはずだ。見方を変えるとかなりダサイ。しかしこのアルバムには恐れ入った。まさにHLのクレド、魂を見せつけられる。テンションは1曲目から11曲目まで全く下がらない。しかも捨て曲なし。クラブのDJプレイもOKだけどHLが壊れていない。10年前のシークレットもかなりの出来でしたが今回のアルバムの方が奇をてらわない素直な彼らのやりたいことという気がする。奇跡の傑作と言わせていただく。
1)Never Let Me Go 女性陣VO全面の佳作。2)Night People 1stシングルにしては地味だがじわじわくる。PVの亀戸には思わずw3)Sky HLの真骨頂。かっこよすぎ!4) Into The Night ノンストップでいいね!砂かけばばあに砂掛けられてるようなノイズが好き!5)Egomaniac 2ndシングルでのりのり、やはりノンストップで6)Single Minded でPOPにA面終わり。
7)Electric Shock 電気ショックおバカな題名だが実は傑作。絶好調。8)Get Together モールスのようなシンセフレーズがカッコいい9)Privilegeでオーキーらしい一ひねりをされて10)Breaking The Chains でほろっとする。11)When The Stars Start To Shine という微笑ましい曲で締める。
こりゃ粋ですな。ファンだったらしばらくは聴きまくること請け合い。