な、なしてレビュー消えちまったんだ?(泣) てなワケで、改めて…
低域の音が一番強い。量が多いのみならず、厚みや圧力・締まりもあってボワついたりしない。
中域はやや量が少なめではあるが癖はなく、埋もれる事もなくしっかり聴こえてくる。
高域は少しだけエッジがきつめでシャリつくけど、全然許容範囲。量も十分、中域よりは多め。
分解能は価格からすれば優秀。音場感はイヤホンとしては普通=狭いが、立体感・明確さは中々良い。
なお、当機が「低音弱い・出てない」と仰る方も居られるが…
まずは装着を疑って頂きたい。耳穴をしっかり塞いで隙間の無いようにすれば、きちんと出る筈。
奥に突っ込み過ぎてはダメ、耳穴に蓋をするという感じで。当然ながら、イヤーチップの選択も重要。
これでも「弱い」と思われるならば、前に使っていた機種がかなり低音の強いものだったのでは…
この場合はKOSSとかBOSEを薦めるしかないが、中・高域には期待出来ないと覚悟の上でどうぞ;
個人的には、5000円以下のカナル型イヤホンではトップクラスの機種だと思う。
音質・遮音性・音漏れの少なさ・装着感・コードの扱いやすさ……全てが高水準に纏まっている。
音質だけならば、
PHILIPS SHE9700という強力なライバルがいる。
絶対的な性能では大差無いが、「楽しく聴ける魅力的な音」なのはSHE9700の方だと思う。
抜けの良さ・音場の広さ・音のメリハリなどで勝る様に感じる。クラシックもまともに聴ける。
とはいえロック・ポップスを聴くのみならば、EP-630の方が好みという方も多いのでは?
迫力・音圧といった面で有利だし、高域もシャリ付く反面目立つ。打ち込み系はこちらが合う。
更にSHE9700の場合、音漏れがやや多く遮音性・装着感・コードの質もイマイチ……と弱点が多い。
そして、兄弟機の
Sennheiser CX300や
Sumajin SUMEARに比べてコードが扱いやすい。
柔らかく癖がつきづらい。1.2mとやや長めなのが気になる人もいるだろうが…
カナル型の弱点・タッチノイズも、当機はY字型コード故に対処しやすい。
何故なら、SHURE掛け=耳の裏にコードを回す装着方法が容易だから。これでかなり軽減出来る。
CXやSumajinはu字型コードなので、出来なくはないが正直やりづらい。
当機の最大にして唯一かと思われる弱点が、ホワイトノイズの多さ(これは兄弟機にも当てはまるが)
ロック・ポップスを聴くのみなら然程問題ないとは思うが、やはり気になる人もいるだろう。
いずれにせよ、かなりC/Pの良い機種だと思う。兎に角、バランスに秀でている。
但し、「音質最優先・遮音性や音漏れはそこそこで良い」ならばSHE9700の方が良いかも。
逆に、「ロック中心に迫力重視・遮音性や音漏れの少なさはやはり大事」ならば当機だろう。