3年目のcrea catはネットや街のアイドル猫から猫漫画の紹介まで、可愛い猫たちであふれていますが、特筆すべきは河川敷で20年ボランティアとして捨て猫の救済活動をされているカメラマンご夫妻の記事です。
人気者のはっちゃんやまこ、めんまさんもぴや君も元は捨て猫であったことは知っていても、捨て猫の現実の姿を知っている人は少ないと思います。
誰かが拾ってくれるだろうという身勝手な期待とは裏腹に、現実の捨て猫はこんなにも哀れな末路を辿っている、思わず胸が締め付けられるような写真の数々をこのような雑誌でカラーで掲載したことは賞賛に値します。
後に続く杉本彩さんのインタビュー、ただ可哀相を声を荒げるのではなく、地道で堅実な活動をこつこつ続けられているからこその言葉はとても心に染み入りました。不幸な猫を減らすために杉本さんと全く同じことはできなくとも、「自分にできることは何か」と考えられるような指針になるものが欲しい、行政指導で民と官の協力が必要不可欠と訴える杉本さんの言葉はまっすぐでブレてないです。
この雑誌をきっかけに、可愛いだけでない猫の現実に気づく人がもっと増えればと思います。