谷村奈南は、倖田來未などと同様に、色眼鏡で見られる傾向がある。しかし、R&Bその他を歌うシンガーは、体格・セクシーさ・声量に恵まれていないといけない。その点、彼女達の方が王道に属しているといえる。
本作は5枚目のシングル。1は、70〜80年代のソウルなどを想起させるナンバー。倖田來未や中村優もこうした曲を歌っており、最近の傾向だろうか。2は、少しロック・テイストが入っている。3では、抑え目のダンス・ビートに、やはりソウル的な要素が加わる。
1はとてもいい曲だと思う。私の世代的な親近感もあるかもしれない。しかし、2や3に満足できるとはいいがたい。ヒップ・ホップ以降の傾向なのかもしれないが、こういった歌詞にもどうもなじめない。谷村奈南や倖田來未には、もう少し音楽性に富んだ楽曲を歌ってもらえないかと思うのだが……。