特集の『ホンマタカシのたのしいポートレイト写真』は、よくある技術論ではなくて、もっと根源的に「ポートレイト」って何だろうと問いかける特集です。
ナチスドイツの強制収容所の収容者を記録した写真はポートレイトか?後ろ姿の写真はどうか?手だけを撮った場合はどうだ?人物の部屋を撮影した写真は?と問いかけます。
それから写真家が膨大なフィルムの中から1枚を選び出す基準は?もし同じ写真を別の写真家が構成したら写真集はどう変わるのかとか、撮影する側だけじゃなくて見る側にとっても面白い内容満載です。
『アーサー・ランサム 裏庭の冒険』は、つい最近読んだ梨木香歩の
『水辺にて』と相通じる内容で偶然のシンクロニシティに楽しくなりました。また、『ちょいと隣町まで』は気取らないユルイ旅行記がリラックスできて楽しいです。
ところでCoyoteは次号から、またまた装いを変えて季刊になるとのこと(なので次号は3月だそうです)、月刊だったり隔月刊だったりフォーマットの変更が多い雑誌ですが、次はどんな変貌を遂げるのか楽しみです。