特集「メキシコが変えた二人の男」。二人とはガルシア=マルケスと古川日出男。
表紙にはガルシア=マルケスの未翻訳エッセイ「メキシコに帰る」が大書されていますが、これはわずか5ページのエッセイ。これを目当てに買うのはちょっともったいない。
一方、古川日出男のメキシコ紀行「やあガブリエル、と僕は言った。ゼロからはじめるよ」は写真のページも入れると48ページの堂々たる記事で、ファンには見過ごせないものです。個人的にはこの文章、倒置がやたら多い癖のある文章で、馴染むのにかなり努力が必要でした。
谷川俊太郎さんと水木しげるさんがメキシコの民芸玩具を紹介するわずか4ページの記事が素敵です。色鮮やかで、不思議な造形、おもちゃの動物たちの表情が実に楽しい。メキシコ玩具、流行るかもしれません。