80年代にプリンスのバックアップでデビューし映画「パープルレイン」等ではプリンスのライバルとして
登場、その後メンバーのジミー・ジャムとテリー・ルイスがプロデューサーとして大成功し(ジャネット・
ジャクソン等)ザ・タイム分裂後はザ・ファミリーとしてスマッシュ・ヒットを飛ばすもバンド再結成作と
しては実に21年振り!!になる最新作の登場です(って皆様は既にご存知ですよね)。
何でも今回ザ・タイムを名乗れなかったのはプリンスが許可をしなかったそうで(未確認)その辺りは
ちょっと残念ですが、中身は骨の髄まで?しっかりタイムしていますのでまずは嬉しい限りです(殿下
も今更のバンド名ぐらい許してあげれば良かったのに・・・とは殿下崇拝者の私は言えません)。
(1)Introと(3)Skit?を含む全16曲ですが、(2)のStrawbarry Lakeからいきなりタイム節炸裂です。
渋めのファンクでタイトル曲の(4)Condensateを挟みシングル(5)#Trendingではこれぞタイム!!の
キャッチーなナンバーを披露しています(懐かしい首振り&ステップのゴキゲンなPVも最高!)。
ジェリービーンによる独特なリズムワークからの無機質な歌い出しでディープに進むのかと思いきや
予想外にポップな曲調になっていく展開がたまらない(6)If I Was Yo Manや昔の?プリンスを髣髴と
させるクールなファンク(7)Role Play、ジェシーのハードなギターが炸裂のロック系(8)Sick等前半は
怒涛の勢いで展開します(とにかくカッコイイ!!)。
後半はモーリスのナルシスな魅力が楽しめるミディアムスローの(9)Lifestyleやタイムの新境地を感じ
させる変則ポップな?(10)Faithfull(これはフリートウッド・マックの"セヴン・ワンダーズ"が下敷き?)、
文字通りのパーティチューン(14)Toast To The Party Girlにメロディアスなミディアムの(15)Hey Yo、
そして何気にプリンスにも通じるオールディーなバラード風味が嬉しい幕引きの(16)Gohometoyoman
等ファンなら思わずニヤリとしてしまう曲が満載です(勿論個人的見解ですが)。
端々に出てくるジミー(モンテか)のキーボードによる決めフレーズ!?を聴いているだけで嬉しくなって
きますが、黄金メンバーでの布陣ですので無駄なフューチャリングは無用!とばかりにゲストが皆無な
のもいかにも彼ららしくて好感が持てます(彼らのサウンドだけでお腹イッパイ!になりますから)。
そんな感じの充実の復活作、積年のファンの方は既に楽しんでおられるとは思いますが今のR&B好き
の若い方にこそこのベテランの(唯一無比の)ファンクサウンドを聴いてもらいたいと切に思います。
少しでもヒットして次回作はもう少し短いスパンで聴けますように(20年は長過ぎますわ)・・な星5つ!!
What Time Is It〜!?(とカッコつけて腕時計を見る)