The SALOVERSは閃光ライオットの時から注目していた。
OKAMOTO'S、小林太郎、ガリレオガリレイ、黒猫チェルシーなどこの世代からも多くのバンドが次々に世に輩出されているが、The SALOVERSは明らかに表現力が頭一つ抜けている。
決して演奏は上手くないし、細かい部分のフレーズなどにも気になるところは多々ある。
しかし、Voの古舘くんの曲にはそんなものにかき消されない絶対的なパワーを根本に感じる。
多分このパワーは誰にも壊すことは出来ないだろうしこれからもっと研ぎ澄まされて行くのだろうと僕は思う。
個人的に一番好きな曲はパエリア。
Aメロは色気と渋さでブルージーに攻めるが、サビで一気に心の底に溜まっていた鬱憤を爆発させるような古舘くんの歌声には鳥肌がたった。
「嫌ってたいんだ あいつらのこと 日没の悲しみさえも分からないような奴らのこと」
6曲と少なめのアルバムですが、一言。
名盤です。