1975年の晩秋に、北海道は極東、オホーツクの寒村で(ウソ、本当は町)このレコード(当時CDというものはありません)を聞いた少年は、ぶっ飛んでしまった。 なんだこの熱い音楽は。 out of this worldだ。なんだこのelvin jonesというタイコは。なんだこのjohn coltraneというフエは。 そう思ったわけである。そう感じたわけである。オホーツクの晩秋である、寒いのである。ところが、体が熱くなってくるのである。 一種のtrance状態に陥ってしまったのである。 何度も聞いたのである。何度聞いてもいい。体に入ってしまった。 ひさしぶりに、7年ぶりに買い直して(4回目。ひとに押し付けたりして手元になくなってしまったのが三度)、聞いてみるとまた体が反応してしまった。涙が出るのだ。 これは嬉しかった。JAZZを聞く醍醐味。 まだこの音を体験していないひとには、絶対の確信を持ってお勧めします。これは、いいよ。
John Coltrane(tenor sax), McCoy Tyner(piano), Jimmy Garrison(bass), Elvin Jones(drums)
好きなんです。この全体に漂う悟りを開いたような雰囲気が、、
1曲目、「Out Of This World」でいきなり惹きこまれる。14分間に及ぶ、このドラマな演奏 で、ここではないどっかの淵源にはまるようなそんな気がする。 涙なしには聞けない「Soul Eyes」、心じゃなく魂に染みるような「Tunji」と聴かせてくれま す。 トレーンのソウルがつまったトーンに、邁進するリズムセクションが最高の時間をくれるんで す。