North Carolinaの5人組の4th。
分類するとメタル・コアになるのだろうが、ジャンル分けを拒否するかのような不敵な音楽性に驚かされる。
デスメタルを基調としながら目まぐるしく曲展開が変わる中で、
突如として民族音楽、ジャズ/フュージョン、アイリッシュ・トラッド、ポストロックなど
畑違いのパートが入る様は異様。
各パート自体は短いので聴き手を混乱させたまま、置き去りにして別のパートに切り替わってしまう。
メタル・パートもゴシック・メタル、メロディック・デス、プログレッシブ・メタル、
メロディック・スピードメタルなど非常に懐が深い。
また、曲ごとの切れ目がないため、さながらアルバム全体が1つの曲のようでもある。
混沌とした曲展開だが散漫に感じさせないのは、卓越した演奏技術と巧みな構成力ゆえ。
Dillinger Escape Planの2ndの頃のような、何が出てるくるかわからないワクワク感を感じさせてくれる。
分離の悪いもっこりした音質は、暴虐パートはよいのだがクリアトーンのパートでは気になる。
音質は今後の課題といえるだろう。
アメリカの層の厚さを感じさせるバンド。
同じように新作をリリースしたDillinger Escape Planと
一緒にツアーを回っているようなので、ぜひ合わせて観てみたい。