1995年10月、東京中野サンプラザホールでの、ダブルトリオクリムゾンのライブ音源、アーカイブです。もともとこの公演は、NHKがVHS映像の制作販売を考えていて、ライン入力にてテープに残していたのですが、そのマスターから、フリップ御大がバランスを聴きながら作成したとのことで、完璧版なのでしょう。ちなみに、この映像は1998年に
deja VROOM [DVD]という素晴らしいDVD映像で発売されています。これを元にしたりして劣悪なCDが連発、最近では2007年に香港から「King Crimson Live in Japan1995〉とか出て、我慢の限界に来たのでしょう。そんなことがインナーには英語で書かれています。
思い起こせば、先の「live in Japan 1995」(確かに、どうして今頃これが出るのと思ったものです)ほか「king crimson schzoid six men」とか「the last vroom , the last concert in japan 1995」とか、過去にはいろいろ海賊版が出ていました。ダブルトリオのフル・アルバムは「THRAK」しか、ありませんから。マニアとしては、悲しいかな、何か新しそうな、この時期のライブが出るたびに、全部買ってしまいました。自分でも聴きに行った思い入れのある演奏なので、買ってしまいました。劣悪な音源でも、それなりに大音量で聴くと迫力があり、もう、あれから10数年、何十回と聞いたことか。従って、今さら、この公式版を聴いても、そんなに感動しませんが、確かに整った綺麗な音では、あります。ダブルトリオのライブでは、私は同じ公式版を買うなら
ヴルーム・ヴルーム(紙ジャケット仕様)をお勧めします。でも中野サンプラザの思い出を1枚と思うなら、これを買うのもいいかと思います。
それにしても、過去の音源ばっかり出すフリップ。もう新しいキングクリムゾンには関心がないのでしょうか。メンバーのほとんどが60歳代になり、それぞれ懐メロ演奏会に参加して楽しんでいますよ。最後に、21世紀に残る新しい音で衝撃を与えてくれないかなあ。キングクリムゾン。ずーと、待っているのに。