2001年の1st、2002年のミニアルバムのセット再発 by EARACHE!
どちらもボートラを3,4曲収録(BBCセッション的なやつ 生ドラムverアリ)
近年作に比べ試行錯誤に果敢に取り組んでいる印象があり、例えばそれは、間奏部に
ドラムンベース的展開を挿入したり、コーランの朗読みたいなボイスを入れてみたり、
かなり歌い上げる調のサビメロ(ただし、近年作に比べクリーン声コーラスがある曲自体
は劇的に少ない)であったり・・という様なものであるが、恐ろしくもそれらの試みはハ
マりまくっている!
高度な次元での融合に成功なんぞというシロモノではない。単純に凶度アップ!!
しかしまあ、そんなんよりも・・なんかスッゲーなこれぁ!
こういうジャンルって激しけりゃイイってもモンじゃないが、過激すぎるくらいじゃなきゃ話
にならないというのはある。過激さに重きを置くなら創造性はあるレベルまで抑えなけれ
ばならない。
例えばCONVERGE「Axe to Fall」、CARCASS「Heartwork」なぞはクリエイティビティ
による傑作という印象だけど、時にアート作品てのは創造力以外のパワーが宿る。
BURZUM「Filosofem」、GISM「SoniCrimeTherapy」なんかにワタクシはそういうパワー
を感じてしまう。(個人的見解っス)
ANAAL NATHRAKHの諸作にも近いナニかを感じる。あんまり心酔すると危険な領域に
至ってしまう様な怖さ。このバンドは作品を重ねる毎に、よりプリミティブな狂暴さを獲得し
ていってる感があるが、ドロリとした妖しさとの相性は本作が至高の域かも。
いずれにせよミニアルバム音源は入手が難しくなりつつですし、両方の当時リリース盤
を持ってる方でも購入する意義は大きいと思いますデスよ。
余談ですんが、今までで一番怖かったのはSTABAT MORSというドイツのノイズの人のレコード。
自殺しちゃったらしーけど。