プロコル・ハルムのベスト盤で、初期の曲中心の選曲である。初期の代表曲、聴きたい
曲の大部分は網羅されており、買って損はない。1曲目にいきなり、「 Whiter Shade of Pale 」
を持ってくるのではなく、ハードな「Conquistador 」のライブ・バージョンで意表をつく
構成もいい。できれば、「GRAND HOTEL」等の名作からも選曲して欲しかった。
ラストの「Repent Walpurgis 」は、昔深夜の映画番組のエンディングに使われていた、
哀愁のハモンド・オルガンが印象的な曲だ。当時はまだ、LP全盛時代で、「ハンター」
という中古レコード店(昔、銀座のSONYビル地下にあった)のCMが同じ深夜帯に流れていた。
1STアルバムを聴いて初めてプロコルの曲だとわかった。
プロコル・ハルムというと、どうしても「青い影」のG.ブルッカーの歌とオルガン・サウンドという
印象が強いが、ギターのロビン・トロワーや、ドラムスのB.J.ウイルソンという名手が在籍した
英国ロックの名門バンドでもあった。最近でもチャリティー・コンサート等のDVDで、G.ブルッカー
のライブを見ることができるが、やはり初期の作品を聴いたほうが良い。