なんか変な批評してる方が…白人率が高いって、少女漫画なんだから当然でしょう。「女の子は、金髪の白馬の王子様に憧れるもの。夢を大切にした作品を」が大昔の少女漫画のコンセプト。現代だって、ほとんど変わっていないでしょう。むしろ、成田作品は複数人種を登場させる数少ない漫画です。それに、黒人キャラを出してる少年漫画だって、どれくらいあるんだか。日本の漫画絵は、人種の描き分けなんて、まずできません。「ベ○ばら」「キャ○ディ」等、大御所だって、舞台が外国でも、日本人を描くのと同じです。なのに、的外れな事を…と腹が立ったんですが、言い換えると、そういう贅沢な文句をつけたくなるほど、成田さんの絵がよく描けてたと言う事では?確かに、この作品では黒人は少なめかもしれませんが、「ALEX―」では黒人もヒスパニックも増えてました。本が手元にないんで確認できませんが。当時、読みながら、ちゃんとヒスパニックの微妙な描き分けできてる!すごい!と思ったんです。夢の世界にリアリティを持たせようとした成田さんの画力と努力は素晴らしいです!多分、編集者は白人だけでもいいと考えていたでしょうから。かっこいい男の子さえいればリアリティなんていらないという考え方の編集者、今でも結構いそうな気がします。カラー原画を観る機会があって、その細密さと美しさに本当に感動しました!!すぐCGの素材利用で済ませる若者に見習わせたい!
音楽等も、ご自分の趣味だけでなく、当時の流行も取り入れてた筈。私のように洋楽をよく知らない人間も、マイケルくらいならわかりましたし。ミーハーな子が読める作品でなきゃ、編集部は描かせませんて。成田美名子さんは、少女漫画の中では、かなりリアルな生活感を描ける貴重な作家だと思います。トイレが出てくるホラー漫画以外で、生理ナプキン用ゴミ箱を描いた漫画は、ほとんどないのでは?(^_^;)