独学でチェスを初めて約1年(将棋は未経験)のまだ初級〜中級レベルの者の意見です。
チェスを始めて以来ネットとチェスソフトでしか対戦をしていないため、チェックメイトの判定を機械任せで、自分で考える癖が全くついていませんでした。その結果、チェックメイトに持っていく手順を考えもせず闇雲に自分の持ち駒でチェックをかけていき、いつまでたってもチェックメイトできず相手キングに逃げられてしまうとか、優勢だった状況から闇雲にチェックをかけていった結果、気がついたら駒を取られて劣勢になっていたとか、そういうことがよくありました。ですが今ではそういう状況を抜け出しつつあり、「このマスとこのマスを埋めればチェックメイトだな」とか計算できるようになりました。攻撃においてはチェックメイトへ持っていく力を養えますし、守りにおいては相手のチェックメイトを回避する力も養えるとおもいます。
購入当初は1日1時間とか30分机に向かってこの問題をやっていましたが、根気の無さや問題数の多さにも圧倒されてか3日ほどですぐに挫折してしまいました。その後2ヶ月くらい使用せず放っておいたのですが、やはりチェスが強くなりたいという思いがまた強くなりこの本を再開しました。今度は寝る前にベッドに寄りかかってテレビを見ながら1日2ページ前後(1ページには6問あります)、毎日ちょっとずつやっています。この方法が上手くいき、今では1ヶ月継続できています。もうこの本を使用する習慣がついたのでこの先やりきれると思います。ちなみに最近はストップウォッチを同時に使い、正解、不正解だけでなく、解くのにかかった時間も記しています。
不満(というほどでもないですが)が1点あるのですが、それは2手でメイトの時の答えは1手目だけしか載っていないことです。例えば1, Ne2 2, Qd1という手順でメイトになるとしたら、2手目のQd1という答えは掲載されていません。恐らく2手目が複数可能の場合があり、それらをすべて掲載することが難しかったのかもしれないのでしょうが、大部分はそれでなんとかなるのですが、まれに1手目の答えを見ても2手目がどうしても分からないということがあります。そういう時は自力で解くのを諦めてソフトに打ち込んで解いてもらっていますが、ソフトが無い方はちょっと苦労するだろうなと思います。
本の内容は以下のとおりです。カッコの数字は問題番号です。
Mate in one(1 - 306)
Mate in two(307 - 3718)
Mate in three(3719 - 4462)
600 miniature games(4463 - 5062)
Simple endgames(5063 - 5206)
Polgar sisters'tournament-game(5207 - 5334)