僕はこの本を辞書的に使っています。さすがにこれを通読することは出来ませんでした。(僕に能力がないのかも知れないけど)しかし日本の内科学書で足りないところを補足したり、ある疾患について違った見方を得たいとき使うと良いでしょう。HIVの治療薬にはAZTがあるということは、多くの日本の教科書に載っています。しかしこれではただの丸暗記となってしまいます。けれどもこの本ではAZT使用前と後の脳のPET検査が載っていて、AZTのエイズ脳症に対する効果が一目で分かり(使用後の方が脳が全体的に明るくなっている)、また記憶に定着しやすい形で記述してあります。読んでいてすごくためになります。皆さんはAZTを服薬すると爪がbruish(青みがかった茶色)になる事を知っていましたか?僕はこの本を読んで初めて知りました。(きれいな写真も入っています。)こんな副作用もあるということを患者さんに教えてあげられたらすばらしいと思いませんか?