Jamie Cullumは前作「Twentysomething」の世界的な成功(200万枚以上のセールス)、
また「ブリジットジョーンズの日記2」の主題歌「Everlasting Love」により、
ここ日本でも一部のファンから熱狂的な支持を得たUK期待の若手ジャズ・シンガーであり、
この「Catching Tales」は約2年振りの新作である…
・・・なんて形式的な話題はどうでもいいんですよ!
やってくれました!Jamie Cullumの新作、これは全くもって期待以上の出来です!
これがジャズかどうか、そんなくだらない話はこの作品の前では意味を持ちません。
前作では全編をシンプルなピアノ・トリオの構成でまとめていましたが、
今回は打ち込み・ストリングス・女声コーラス何でもござれ。
特にギターの音が多くの曲に加わっているのがインパクト大です。
目覚ましいのがリズム面での進化です。
先行シングルの「Get Your Way」は近年のHip-Hop〜R&B的なビートに、ピアノのループを巧く絡めた、完全なる新境地と言えるトラックです。
「Catch the Sun」ではロック的な高揚感を感じさせます。
あ、もちろんTr.-3,9,11あたりの様な、前作の延長線上といえる曲もあるので、前作のファンの方もご心配なく。
前作では手堅い構成が曲・声の良さを際立てていましたが、個人的には若手としては保守的すぎるんじゃ?という感もありました。
が!このアルバムではもう痛快なまでに振り切ってます。
これを傑作と呼ばずして何と呼ぶ!
間違いなく2005年ベストの1枚です。
ちなみに歌詞カードも本人が1曲ずつ解説してたりして、かなり豪華ですよ。
あとDVDは、アルバム・ファン・ツアー等について本人が語るドキュメンタリー的なものになっています。