ベトナム戦争を愛くるしいウサギと猫(他にもパンダ、熊、etc…中村)が銃を振りかざして走り回る、架空のベトナム戦記過去4部作は、作者の描く世界を映画や小説を思い出しながら、時代背景の勉強にもなる肩のこらない良作でした。
今回のCAT SHIT ONE'80はベトナム編の続きと思って読みました。登場キャラや作風は変わらないのに、テロ関連の暗いニュースや週刊誌の写真といった心の渇いた情報を多く思い出してしまいました。
物語が終盤に差し掛かるにつれ過去が現在へと近づいてくるのを肌で感じ、作者のテクニックの巧妙さにおもわずうなづいてしまいます。気になるのは朴とつな小熊のミーシャが今後どういった成長をするのか気になります、ハッピーエンドは無理でもラッキーエンドになりますように。