Season1
Castle: Complete First Season [DVD] [Import]に続くNYを舞台にした「都会派ミステリ」の第2シーズン。
キャッスルは(相棒)ベケット刑事からインスピレーションをモデルにした新ヒロインNikki Heatを主人公にした”Heat Wave”を発表し、ベストセラー入り。
ベケットとしては自分をモデルにした小説の人気に複雑な心境ではあるのですが・・・。
何とこれは「現実」。
リチャード・キャッスル名義で件の小説が発表されて本当にベストセラー入りする快挙となりました。
前シーズンのレビューでも書きましたが、「TVドラマらしいシリーズ」という印象に変化はありません。
ところが、このドラマの人気はこの第2シーズンで着実に上昇。今やABCネットワークの立派な人気番組の地位を獲得。
結果、現在第3シーズンが進行中で来シーズンもGoサインが出るのは確実となっております。
この人気の理由はどこにあるのかと言えば、やはり肩の力を抜いて見られる「気楽さ」にあると言えそうです。
殺人ミステリではありますが殺伐さは薄く、一話完結のフォーマットも見やすさと言う点からは正解でしょう。
男女がコンビを組む展開ではロマンスがスパイスになりますが、同時にそれは足枷にもなる訳で難しさがあると思います。
本作も同様なのですが主演の二人の持ち味と脚本の巧さで意外にスマートにバランスがとられているのが興味深いです。
美人刑事とミステリ作家のコンビという「現実味の無い設定」をユーモラスに描いてはおりますがコメディには「逃げておらず」ちゃんと登場人物のキャラクターが前面に打ち出されております。
物語の設定上、刑事であるベケットが捜査の前面に出ていてキャッスルはあくまでサポートに回っている点にもぶれがないのも偉い。
ミステリ作家としての知識を生かして男性であるキャッスルをもっと活躍させたくなると思うのだが、常に物語の主導権はベケットが握っているのだ。
それでいて受けに回るキャッスルの印象が決して小さくならないのは主役がN・フィリオンだからですね。
ユーモアセンスと少年ぽさや人情味が嫌みにならないのも彼ならでは。
この役はやっぱり彼以外には考えられなくなりました。
お相手のケーティック女史も前シーズンよりは役に馴染んできた感があります(現在の第3シーズンではますます良くなってきてます)。
主役の二人の間の相性というかケミストリーは着実に前シーズンより強くなってきておりますので今後が楽しみなシリーズになりました。