2001年の再発、未発表曲追加により、このコンサートが二部構成であったことが明らかになりました。キャラバン単体での演奏である前半3曲と比べると、やはりオーケストラの共演部分は華やかであります。一方でキャラヴァンの面々はリズムキープにかなり苦労しているな、という印象もあります。「夜ごと太る…」で、管弦を導入しているとは言え、それをライブで再構成することはかなり大変だったと思います。英盤のライナーノーツでは、メンバーの苦労話を読むことができます。
新曲の7.Virgin on the Ridiculousから8.For Richardへ至るクライマックスは非常に感動的。この日のために2曲も新曲を書き下ろしたパイ・ヘイスティングズの面目躍如といったところでしょう。演奏では、ジョフリー・リチャードソンの八面六臂の活躍と、ジョン・ペリーの骨太なベースが特に印象に残ります。つくづく彼らの活動のピークであったこの時期にライブ録音を残してくれた幸運に感謝したくなります。
また、翌年1974年に録音された「LiveAtTheFairfieldHalls」と聴き比べるのも楽しいです。