他社のコンパクトデジカメを候補から外し、リコーのGR-Digitalとこちらの2機種に絞り込んだ方は、それから更に迷う方が多いのではないでしょうか。
GR-Digitalはズームなしの単焦点(デジタルズームはあり)。GRレンズ28mm。光学ファインダー別売り。質の高い筐体(マグネシウムボディ)。
銀塩GRシリーズのデジタル版とうたわれています。
GX100は光学ズームあり。RICOH ZOOM LENS24mm〜。液晶ファインダーセット。手ぶれ防止あり。レンズキャップ(付属)要タイプ。SDHCカード対応。
CCDの大きさはややGX100のほうがやや大きく、画素数は200万画素ほどGX100のほうが多い。
コンパクトデジカメの場合、CCDが小さいので、画素数が多すぎても良くないそうです。
機能を絞り込んで質を高め、銀塩からの系譜を全面に押し出したこだわりの機種が前者、デジカメの便利さを積極的に盛り込んだのが後者といった感じでしょうか。
私がGX100にした決め手は、3:2、1:1というアスペクト比が手軽に使えること。3:2は35ミリフィルムカメラの画面の比率で、メインで使いたい画角です。1:1は6×6ブローニーを彷彿とさせる正方形のトリミングで、これがとても魅力的。はまりますよ。
GR-Dも3:2が使えますが、画質モードが限られます。
前述のCCDと画素数の違いですが、バランスとしてはGR-Dのほうがよいのかもしれません。ただ画質の差が素人の私にはあまりよくわからなかったので、それを良しとしてGX100に決めました。
ほかには、GX100のほうが液晶が明るくきれいに思え、なんちゃって単焦点という感じのステップズーム機能も決め手となりました。
少々気になるキャップあり仕様は機動力に欠けると評判がよくありません。GRDの方がやや軽いこともあり携帯性は一歩リードかも。個人的には慣れの問題かと思いますが、今のところ、ストラップやケースを工夫(これがまた楽しいですね)してお散歩カメラとして快適に使っています。
細かいブランドレーベルは気にしないが、リコーならではのこだわりとデジカメの進化や便利さを両方享受したい、という方にはGX100がおすすめです。
ところで、2007年10月にGR-Dの現行機種が生産終了となりました。新機種情報がもうすぐ出るという噂です。
そちらを待ってから再考するのもまた楽し、ですが、おそらく単焦点などのメインコンセプトはそう大きく変わらないでしょう。
CCDと画素数がどう変わるかは注目です。
ちなみにムック「家電批評モノクロ Vol.2」はかなり参考になりました。おすすめ。