キヤノンのデジタル一眼レフで、CMOSセンサーのサイズがAPS-Cサイズのカメラ、加えて「EF-S」規格に対応したボディ専用レンズです。APS-Cサイズのセンサーの場合、従来の「EF」レンズを装着すると、実際の(35mmフィルムカメラに換算すると)焦点距離は「レンズに表記されている焦点距離の約1.6倍相当」になります。したがって、「EF」の100mmは、35mmでの換算で約160mmになります。同様に「EF16-35mm F2.8L」も実際には「EF25.6-56mm F2.8L」になります。
この10-22mmは、従来の16-35mmと同等の広角域をカバーするために専用開発され、APS-Cセンサーをもつデジタル一眼の可能性をさらに引き上げたものとして、非常に評価の高いレンズです。特性は従来の広角ズームと変わらず、むしろワイド端(10mm時)での描写力は、ゆがみも納得できる範囲に抑えられていて大変重宝します。F値は不変ではありませんが、実用上問題なく、広角レンズにしかない圧倒的な遠近感を活かしたり、被写体からセンサー面まで0.24mの最短合焦距離を上手に使いこなすと、一輪の花にぐっと迫り背景をボカしてできるだけ取り込む、といった表現も可能です。
広角域の写真術をデジタル一眼で身につけるためにも、1本は持っておきたいオススメの超広角ズームレンズです。