Canonの28mmには何故かLレンズがないかわりにこのレンズがある。これが仮にEF 28mm F1.4Lだったとしたら、おいそれとは手が出ない。Canonが28mm F1.8というスペックのレンズをハイエンドのLではなくミドルクラスに作ってくれたことはアマチュア写真家にとって大変喜ばしいことだ。他のメーカーではシグマにあるのみで、カメラメーカー純正はCanonにしかない。※2012年にNikonからも発売されました。
程よいボケは大口径の広角ならでは。開放では少しハロが出る。F2.8-F8ぐらいがシャープネスやコントラストも良好になるため使いやすい。明るく寄れるので照明が落とされたシーンでのテーブルフォトでも結構活躍する。APS-Cでは標準レンズ的な使い方もできる。
リアフォーカスのため、レンズの全長は変わらず、フィルター枠は
回転しない。フードは花形。歪曲収差は単焦点レンズにしてはある方かもしれない。
惜しむらくはフォーカスリングがラバーではなくラバーコーティングされたプラスチックであるため、使い込んでくると地のプラスチックが出てくることである。
Lレンズでない事がメリットとさえ感じられる明るくて寄れるコンパクトな良玉だと思う。