画質に関しては、Canonの民生機のフラグシップ機と呼ばれるだけあって申し分ありません。
我が家の現在の主な視聴環境(日本メーカー37型液晶)で観るには十分過ぎるクオリティだと思います。
近年は各社の民生機の殆どがレンズフードを装着しない形になっており、
どうにも私にはその見た目がいまひとつでしたが、
本機はレンズフードを備えており、見た目にも良くなっいます。
もちろんカメラは性能第一だと思いますが、
しかし、その性能に比例して見た目も良ければ、それに越した事はありません。
机の上に置いたカメラが、ふとした時に視野に入り、
それが良いデザインであれば、ささやかな幸福感に包まれたりもしますが
性能重視、コストカット重視で不恰好なモノにしてしまったら
それは本末転倒で、愛着も沸きづらいのではないかと思うのです。
次に使い勝手ですが、
今回私は、
Canon iVIS HF S11 に買い足す形で本気を購入したのですが、
操作性などがかなり変わっていて、少々戸惑いました。
G10は多くのマニュアル操作をタッチパネルで行いますが
タッチパネルに殆ど慣れていなかった私には、
マルチコントローラーを有するHF11の方が
直感的に操作出来る分だけ扱い易いと感じました。
しかしこの問題は、おそらく‘慣れ’が解決してくれるものと思います。
また、外付けマイクを取り付けるシューの場所が
本体のギリギリ後ろに有るため
帽子などを被ったままファインダーを覗こうとすると
ツバがマイクに当たって邪魔になってしまう事も気になりました。
しかし、逆に言えば不満点はたったのこれだけです。
しばらく30万以上もしたHDV機を使って来ましたが
操作性はともかく、画質と撮影後の映像の扱い易さでは
最早、本機が圧倒していることが悲しいようでもあり、
嬉しいようでもあるという複雑な心境です。
さらに、本機はパワードISという強力な手振れ補正機能を有していますので、
ちょっとしたテストを試みたところ、
その効果の大きさは感動的ですらありました。
この機能さえ有れば、ステディカムの類は要らないのではないかと思えるくらいです。
【パワードISテスト映像】
http://www.youtube.com/watch?v=fsd3VJyoe_E
S11も非常に良いカメラですが、G10はさらにその上を行く
愛機とするに相応しいビデオカメラであると思います。