★GN(ガイドナンバー):非常に良い。照射角は14mm〜105mm、ISO100・mで最大GN58(105mm)、GN36(35mm)、GN15(14mm、ワイドパネル使用)。発光量は1/1〜1/128までマニュアルで調整できます。最大のGN58はあくまでISO100・m、照射角105mmの場合です。
★リサイクルタイム:非常に良い。発光のチャージ時間は早いです。ストロボを使ってという撮影条件ではストレスを感じずに撮影が可能。フル発光(1/1)では3秒弱間隔、1/2発光では1秒弱間隔で発光可能(光量を弱くすれば更に早い)。チャージがちょっと遅くなったなと感じたら電池交換の準備をしましょう。
★操作性:非常に良い。ボタンとダイヤルのシンプルな操作で設定変更も素早くできる。照明が暗い室内でバウンス中心の撮影でマニュアルでの使用が多いのですが素早く発光量を変更できるので助かります。液晶モニターはバックライトが点灯するので、暗闇でも設定確認が楽です。難点をいうと、操作ボタンにはバックライトがないので暗闇ではボタンの位置が分かりづらいことです。慣れてしまえば大した問題ではないですが・・・。バウンス時の発光部の調整は上下0〜90°、左右0〜180°の回転で使いやすい。
★機能:非常に良い。全自動ストロボ撮影ではカメラの設定に合わせて自動調光してくれるので外部ストロボ初挑戦でも安心。ハイスピードシンクロやマルチ発光撮影やワイヤレスストロボ撮影が可能で撮影の幅が広がります。多灯前提のワイヤレスストロボ撮影では580EX IIはマスターとしてスレーブストロボを制御可能で、スピードライトトランスミッターST-E2の代わりになります。5D Mark IIでの多灯使用では重宝してます。EOS 7Dや60Dなど最近のボディはストロボのワイヤレスマスター機能が内蔵なので必要ないでしょうが・・・。
★携帯性:悪い。クリップオンストロボの中では大きいので携帯性は良くない。ただ、モノブロックストロボの代用と考えると非常にコンパクトです。
★外観:普通。本体プラスチック、端子カバーやバウンスロック解除ボタンはゴム。角は丸みを帯びているので部分的にみると柔らかさを感じますが、やはり大きいのでゴツい感は拭えません。見た目のインパクトは大です。カメラボディがKissシリーズだとバッテリーグリップがないとアンバランスに見えてしまうくらいの大きさです。
★他のストロボとの比較:予算的な絡みも含めて430EX IIと悩むかと思いますが、予算が許すのであればメイン機は580EX IIを押します。発光量は歴然の差があります。外部ストロボは初めてだから言ってと430EX IIを購入しても撮影に慣れれば580EX IIだったらもっといい写真が撮れるかもと考えるでしょうし、バウンス撮影やディフューザーを付けたら光量落ちは確実ですから最初から580EX IIを選んだ方がいいです。サードパーティーではNissin Di866 MARK IIなどがGNや機能的に同等品(GN60,105mm,ISO100・m、機能は580EX IIと同等)ですが、リサイクルタイムが580EX IIよりも若干遅いし、カメラシューへの取り付けがリング式のロックでアクティブに動きながらの撮影ではロックが緩み落下しないかという心配があるので、カメラボディに付けての撮影であれば580EX IIを勧めます。ただ、価格が580EX IIよりも安いのでストロボを独立させた多灯ライティング用やサブ機として重宝します。