正直「Kirakuni」を聴いてR&B楽曲復活か?と思っていましたが、中心楽曲は大ヒット「恋におちたら」、ケミとのコラボ「Two As One」に代表されるポップ路線です。同年代であるBoA(本人同士も友達)のNew Albumでも活躍していたAKIRAのプロデュース「Hero」や「Happy Life」、シングルヒットの立役者であるH.U.Bの「テレパシー」などの王道Popが満載です。しかし、2nd、3rdとは少々方向性が違うながら数曲収録されたR&B楽曲に注目していただきたい。melody.のNew Singleでもタッグを組んだH.U.Bと☆Taku Takahashiによるスピード感溢れるお得意せつない系のポップR&B「I Know」は旧ファンをうならせる楽曲だし、声を張り上げて歌う「Nobody But You」では前作であまり発揮されていなかったヴォイストレーニングの成果をビンビン感じます。ジャムルイとのアップチューン「Kirakuni」は文句なしにかっこいい!
そして特筆すべきは新プロデューサーであるICEDOWNの手がけた3曲でしょう!シングル「Together」のPop感もすばらしいのですが、冒頭からいきなりダークなR&B「Baby Girl」、ちょっと反則?のKanye風の早回しサンプリング(サンプリング元は自身のシングルMotherland)を施した「fly to you」ではUS R&Bを取り入れるなど、Pop、R&B両楽曲を手がけることのできる万能プロデューサーのようで、彼らの楽曲はアルバムの中でも特に異彩を放っています。
R&B楽曲に注目しましたが、彼女の歌唱力によるPop楽曲ももちろん秀逸です。「涙があふれても」は、彼女のPop楽曲中でも1,2を争うほどの良曲ではないですか?まあプライベートでは様々な楽曲を聴くという彼女なので、このような路線は悪くはないかと…、でも正直ラッパーを引き連れた、ノリノリ楽曲も久々に聞きたいと思ったりして…。どっちにしてもこのアルバムならばどのリスナーに聞かせても高得点を得ることが出来るでしょう