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17 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
わかりやすい自傷行為の本,
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レビュー対象商品: CUTTING リストカットする少女たち (集英社文庫) (文庫)
私は境界性人格障害の病気における症状の1つとして、自傷行為を繰り返しています。自分ではどうしようもないのに、他人には理解されない苦しさの中で葛藤し、いつもその結果としてリストカットをしてしまいます。 自分でもコントロールや説明ができないので、もちろん、両親が理解できるわけがありません。 そこで自分でも知りたいし、親にも理解してもらいたいと思ったので、この本を手に取りました。 いろいろな症例を挙げているし、わかりやすく書かれているので、両親はもちろん、自分でもどうしようもない感情を理解することができました。 自傷行為について様々な本が出版されていますが、周りに自傷行為をしてる人がいて、その人をきちんと理解するには、この本がおすすめです。 何冊か読んだ中で、私の家族がきちんと納得できたのはこの本でした。
24 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
リスカがしたいと言われて,
By カミリン (広島市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: CUTTING リストカットする少女たち (集英社文庫) (文庫)
私は精神科看護師(男)です。「話がある」「近くにいて、手をにぎって。」と3人組の20代女性患者さんから、いきなり言われました。はっきり言ってとてもとまどいましたが、話を聞くと「リスカがしたい」「はさみでいいから貸して」と?????「どうすればいいのか?」看護師20年、精神科9年、今までに体験したことの無い無力感・脱力感「どうすれば・・・」。その場は「話を聞いてくれるだけでいいから」といわれ聞くことしかできません、私は正直に「すまない、ごめんなさい僕には何もできない、どうすればいいのか?わからない」と言うのがやっと。「ほんの少しでも良いから何かできれば」と思い、以前後輩看護師(女)から薦められた(全く興味なく読んでいませんでした)この本を引っ張り出して読みました。 この本では自傷症として定義され、様々なケースをあげて説明されています。自傷症の原因は多岐にわたっていること、「有効な手助け」としてのセラピストのあり方などのポイントが書かれています。 正直なところ精神科看護師でありながら、まだまだ迷いの世界にはまっていますが、この本はとてもよく書かれておりリストカット(精神科)とは関係ないと思っている方も、是非読んでいただきたい本だと思います
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
非専門家のための書,
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レビュー対象商品: CUTTING リストカットする少女たち (集英社文庫) (文庫)
本書が著された目的の一つは、自傷症とそれを取り巻く状況に関する正しい認識の啓蒙だという風に感じる。そのため本書は専門用語を使う事を可能な限り避けて、出来るだけ平易な言葉で解説しようとこころみられている。もちろん、ごく数ページにわたり精神病理学的解説も加えて、臨床心理学や精神医学の専門家のニーズにも答えようとしている。解説に用いる用語は非常に工夫されており、その翻訳の巧みさも光る。自傷症にまつわる問題には学術的には不明な部分も少なくないにもかかわらず、著者は重要な部分は断定的言い回しで繰り返し述べている。つまり本書にはメリハリが有る。例えば「自傷行為を行う事は、他者を信用出来ず、自傷による痛みや麻痺感の方が信用出来る」という感覚が有ると繰り返し述べ、後半ではそれに付け加えて「この様な孤立が長く続けば続く程重症化し、治療が難しくなる」という事を強調している。これは自傷症のみならず、脅迫性障害や拒食症にも言える事で、著者はその事にも言及し、悪循環の弊害については特に強調する。学術的問題は別にして、著者が強調する部分にはさすがになるほどと思わせられる。断定的に強調する事が著者の持ち味であって、本書では重要な事を中心に述べ、そうでない事は思い切って割愛したという印象だ。 本書はリスカなどをする方とそれを取り巻く方に特におすすめしたい。 内容が強く印象に残る書だ。
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