正直言ってかなりがっかりした。2作目は往往にして1作目よりも
面白みに欠けるものだが、この作品はややそれがひど過ぎた。
前評判もあまり良くない事は知っていたのだが、前作で残されたキューブの
謎が解明されるというので、期待していいたのだが、それも敢え無く
裏切られる事となる。
エンディングに辿り着くまでのストーリー展開も粗悪で、エンディングにも
何の衝撃もない。結局何だったのだろうか・・・。というスッキリしない
気分だけが残る。意外性も何もない。謎は謎のままにしておいた方が
余程マシだったように思う。時にその方が内容そのものを楽しむ事が
できる。
エイリアンが地球を侵略するお決まりのストーリーに、何故そうなったのか
理由が必要だろうか?それと同じである。
理論上の構築物と言われる四次元立方体(テセラクト)、またの名を
ハイパーキューブ。そのハイパーキューブが舞台で、時間と空間の枠を
超えた現実では有り得ない事が起こり、パラレルワールドが交差する
世界という設定は斬新で面白かった。
だが、一作目はしかけが原始的な分、キューブ内の人間の心理が上手く
描写されてが、それに比べ二作目は、ハイパーキュブのしかけに頼り
すぎているように思う。