OCEANLANEの4枚目となるフルアルバム。
いきなりだが、今までで一番ポップなアルバムである。これは間違いない。
明るい。もうまずその言葉が浮かんだ。それもどの楽曲を聴いても。
楽曲を聴いてる最中に木漏れ日が差し込んできたり、燦燦とお天道様の下を歩いていくような
ポジティブな映像が次々と頭に浮かぶくらい。その上、曲数の割にはサラッと一気に聴けるのも大きいです。
改めて、突き抜けるようなポップ・ロック・アルバムです。
まず一曲目からして抜群のメロディーと真っ直ぐなバンドサウンド。
全くといっていいほど、気をてらわない堂々としたスタート。しかもそれが数曲続く。
中でもこのアルバムのキー曲だと思われる「Shine On Me」の上がり調子は素直に元気になる。
「Lights Up My Soul」では打ち込みも使っていたりとますます鮮やか。
で、穏やかな「Enemy」を挟んで、そこからまた唸るようなポップの応酬。
このアルバムでは唯一かな?ひねたメロディーが印象に残る「When Did I Say I Had Enough」をブレイクダウンとし、
その後は再び前半と同じような陽性のビートとアンサンブルで果敢に攻めて行く。
最後にシリアスさを感じさせる「Where Do We Go?」できっちりと締めくくる、といった構成になっている。
この隙のなさは凄い。この後にボーナストラックが2曲入っているわけだが(これらは完全にアルバムとは切り離している。「Ghost Of a Man」は結構ダウナーな曲。テンポは速い。)
それを含めても完璧なアルバム構成である。リスナーのことを研究しているのか?と思うほど聴きたいタイミングで聴きたい曲が流れてくるし、
何よりも非常に丁寧な流れである。サウンドメイクを含めても。
ポップなアルバムという最大のテーマ(おそらく)を、これ以上ないという形で見事に聴き手に提示してくれている気がしました。
限りなく陽性の、清清しいロックアルバム。単純に聴いて元気になる、そんなアルバムです。「Crossroad」。