81年度の作品で、カシオペア6作目。このCDではDSDマスターリングして、LP時代のよさを残しつつ、聴くことができます。このアルバムからカシオペアは大人しくなったという評価もありますが、より緻密になったと言った方が正しいと思います。新たなスタートを予感させながら、野呂さんのギターが泣いている1、789以外の6曲は全て野呂さんの作曲です。落ち着いた雰囲気の2、一転して神保さんのドラムとさんと桜井さんのベースが絡むリズミカルな3、また鳴きのギターでしっとりの4、このCDの代表作で、メロディーはどこかで聞いたことがあるはずの5、ドラムとベースから全員のソロに突入する6、爽やかな曲調でドラムの神保さんの作品7、共同プロデューサーのハービーメイソンの作品で壮大な8、キーボードの向谷さんの作品のラストナンバーは、落ち着いたロマンティックなナンバーと一気に聞いてしまえるCDです。
日本のフュージョンブームでカシオペアを知った人にも、80年代にリアルタイムで聞いた人にも是非お薦めのアルバムです。唯一曲を発表しなかったベースの桜井さんがお詫び方々書いているライナー・ノーツもメンバーから書いている視点で曲同様に楽しめます。