季刊の『CRAFT』を毎号楽しみにし始めて以来、その都度レビューを書いてしまっていて、ちょっとしつこいかしら、と自粛しようかと思っていたのですが、やっぱり書かずにはいられません。
何度も書いて申し訳ないのですが、vol.38も、どの作品も本当に面白くて、ハズレがなくて、期待を裏切りません。
『どうしても触れたくない』が大好評を博しているヨネダコウさんの新連載が始まりました。前作とは全く違う設定ですが、初っ端から面白いです!翳りのある登場人物たちが魅力的で、この先、もっともっとそれぞれの過去や秘密が明かされてきそうな予感がします。ちなみに、今の時点では、商品画像が載っていなくて残念なのですが、表紙はこのヨネダコウさんの「寄る辺無き者」からです。しっとりとした雰囲気で、素敵です。
そして、Saturdayに入っていた「セブンデイズ」が…!またもや急展開でした。しかも、あんなところで終わるなんて、気になって仕方がない!というところで今号は終わってしまいました!発売日に最初に読んで、思わず「えぇっ!?」と叫んでしまいました。
真生るいすさんの「満員御礼」も、やっと恋のようなものが進展し始めたかな、と微笑ましくもキュンキュンする感じで素敵だなぁ、と見ていたら、あぁぁぁぁ…というようなところで終わってしまいましたし、他の作品も、どこをとっても、続きが気になって気になって仕方がありません。
他、読み切りも、井上ナヲさんのとってもほのぼのとした恋のお話など、色々と盛りだくさんですし、連載ものもすべて、本当に良いのです。
別の号の時も書きましたが、季刊というだけあって、じっくり時間をかけて、作家さんたちが、自分が描きたいものを思う存分描いているというような愛情が、どの作品からも伝わります。そして編集者さんたちも好きにやらせてくれているんだろうなぁ、と勝手に想像しています。どの作品ものびのびとしているというか。売れる・売れないという基準では測っていないように感じます。だからこそ、読む側の私たちも、心から好きになれる作品揃いなのだと思います。
だから、このクオリティを保つためには、季刊であるべきなのかもしれません。が!やっぱりものすごく続きが気になります!指折り数えて、次号の発売を待っています。