Planar 50/1.4 ZFを愛用しているにもかかわらず、同じような焦点距離のNOKTONにも手を出してしまいました(^^;
趣味性の高いPlanar50/1.4は小生の大好きなレンズの1本なのですが、ZFマウントのPlanarはピントの山が非常に分かりづらいという弱点があります。
対してこのNOKTONは、「ピントの山がつかみやすい」という評判が多く、ものは試しと手に入れてみました。
結果・・・
評判は本当でした。Planarよりもピント合わせが楽です(^_^)v
フォーカスリングを回すに従ってアウトフォーカスから徐々にピントの山が立ち上がるのはPlanarと一緒ですが、Planarはその後もなだらかな山が続くだけで一体何処がピークなのか分かりづらいです。一方このNOKTONはなだらかな平原からピントが合う一点でスパッと山が立ち上がるような感じで、迷うことがありません。D700はもちろん、D300SやD90でもピント合わせで苦労することはありません。
もしPlanarとNOKTONのどちらかを検討している方には、ピント合わせの容易さという観点では圧倒的にNOKTONをお薦めします。
描写はPlanarによく似ています。
開放からF2.8くらいまではふわっとした描写で、F4くらいからシャープになります。でも、開放のふわっとした感じもF4以降のシャープさもPlanarに比べると大人しい印象です。
Planarの開放はソフトフォーカスレンズで撮ったのかと思うほどふわふわですし、F5.6ではカリッカリにシャープに結像しますが、NOKTONはそこまで極端ではありません。良く言えば扱いやすく、悪くいえば個性にやや欠ける感じです。
レンズ自体は大きさも重さもPlanarとほとんど変わりません。見た目のコンパクトさとは裏腹に、金属製のレンズはずっしりと重くて冷たく、フォーカスリングのトルク感も絶妙です。昨今のAFレンズとは一線を画す造りの良さが実感できます。
フードも金属製ですが、Planarと違ってフードは別売りなので注意が必要です。
「標準レンズの帝王」と呼ばれるPlanarと比べると地味な印象のNOKTONですが、クセがあってやや扱いにくいやんちゃ坊主のPlanarに対して、描写も使い勝手も容易なNOKTONは優等生的なレンズです。それほど高価でもないため、このNOKTONこそ誰にでも楽しめる標準レンズの銘玉といえるでしょう。
Planarと迷っている方は悩むことなく両方とも逝っちゃってください(笑)
人気のあるPlanarと違ってこのNOKTONはいつディスコンになるかも知れませんから・・・ (* ̄∇ ̄*)