フライフィッシングビギナーです。これまでに購入したフライフィッシングの本は、タックルの選び方、準備の仕方、キャスティング方法、実地での戦略などが広く浅く書かれているものばかりでした。
しかし、フライフィッシングと他の釣りとの大きな違いはキャスティングそのものが難しいことです。キャスティングがある程度できなければ、ポイントまでフライを運ぶことができないどころか、ラインが絡まってしまったり、フライを失ってしまったりして、ほとんど釣りになりません。繰り返しますが、フライフィッシングで最も重要なのはキャスティング技術であり、入門書はこれに多くを割くべきなのです。しかし、実際はそうではないのです。恐らく多くのビギナーの方と同じようにキャスティングで悩んでいるときに、偶然目にしたのが本書です。本書の内容の殆どは、キャスティング技術に割かれており、豊富なイラストや写真とともに理論的にかつ判りやすく説明されています。タイトループのための(ロッドティップの)ストレートラインパスの重要性と実現の仕方、ワイドループやテーリングが生じる理由と修正方法、ダブルホール、ロールキャスト、シューティング、本書を読んで初めて本当に理解することができた気がします。ループ形状やレッグの状態からも自分のキャスティングの問題点が判るようになりますので、振りはじめにキャスティングがイマイチであっても修正できるようになりました。流石にジャンプロールキャストは本書だけではイメージがつかめませんでしたが。子供に理解させるのはもしかすると難しいかもしれませんので、DVDも購入することにしましたが、大判でこの内容この価格、素晴らしいです。構成も洒落ています。価格は間違いかと思って見直ししてしまったほどです。フライフィッシングを始める全ての人にお勧めできるゴールデンバイブルだと思います。