出版社 / 著者からの内容紹介
やっと時代が追いついた? 結局普及には至らない?
■「新・シン・クライアント」の実力は本物か?
シン・クライアントとは、企業や組織内の業務用端末としてPCを使用することへのアンチテーゼとして1990年代後半に生まれたコンピューティング・モデル。当初はPCよりも簡略化したハードウェアの採用により、故障や障害の可能性を下げてTCOを削減するという発想であった。しかし、そのコンセプトは評価されたものの、実際には普及には至らず、市場の片隅で細々と延命していたシン・クライアントだが、このところ再評価の機運が高まっている。そもそも、企業のシステムにおけるクライアントには何が求められるのか、過去どのように発展し、現状はどうなっているのか。そして、かつてはまったく普及しなかったシン・クライアントが現在再評価されているのはなぜなのか。シン・クライアントを取り巻く現状を整理してみよう。
[特別企画]
ユーティリティ・コンピューティング・モデルを“実感”する
■「オンデマンドCRM」の時代
CRM/SFAアプリケーションをASPサービスの形態で提供するものが「オンデマンドCRM」だ。オンデマンド・コンピューティングとWebサービス技術をベースとしたオンデマンドCRMは、これまでのパッケージ・ソフトが抱えてきた「ハード/ソフトの初期導入コスト」「システム管理者の運用負荷の増大」といった問題を解消する新しいITソリューションとして企業からの多大な注目を集めている。そこで本稿では、オンデマンドCRMの技術的な特徴や企業情報システムにもたらすメリットを解説するとともに、代表的なベンダーのサービスをレビューし、その実像を明らかにしていきたい。
[新連載]
新時代のコミュニケーション・ツールに企業はどうかかわるべきか
■ビジネス・ブログ最新事情
個人ユーザーの間ではすっかり定着した感のある「ブログ(BlogまたはWeblog)」。インターネット・コミュニケーションの新潮流を生み出したこのツールは今、「ビジネス・ブログ」という次なるフェーズを迎えつつある。本連載では、ブログの要素技術や「ブロガー(Blogger)」と呼ばれる利用者間で醸成されたカルチャーから、企業向けサービスの詳細やその活用事例などを毎月キャッチアップしてお届けする。
出版社からのコメント
「新・シン・クライアント」と「オンデマンドCRM」という2つの大きな企画は、地味ながらも、本誌が対象とする企業コンピューティングに携わる読者にとっては、マストのトピックとなっております。
また、今号からの新連載「ビジネス・ブログ最新事情」では、今やインターネットの世界で大きなムーブメントになっているブログの企業コンピューティングへの応用について、最新情報を満載してお届けします。書店で本誌を購入いただく読者様にアピールするトピックとなっております。