今まで入手大困難だった晩年の最高のライヴが最高の音質で蘇りました。私のコルトレーン・コレクションもこれを持ってほぼ終了しました。今は一段落した満足感と脱力感が同居しています。特にDISC1が貴重です。ANTIBESで生涯に一度の「至上の愛」のライヴをやってあまりお客さんに受けなかった翌日、同じ場所で普通のレパートリーでやったライヴです。普通と言ってもただで起きないのがコルトレーン(懲りないレーンか?)。なんと今度はアセンションをライヴでやった。これが素晴らしい。スタジオ録音のあの目茶苦茶の演奏と異なり、聞きやすい普通のジャズです。特にコルトレーンか抜けて、マッコイのピアノトリオになった時のエルビンのドラムのかっこよさは聞いてもらわないとわからない。DISC2はさらに次の日のパリライヴで、これはあちこちのブートレグで入手可能ですが、今回のは音が格段に良いので今までのものは捨てて良い。まさかこんなすごいCDが発売されるとは夢にも思っていなかった。ジャケットもライナーノートも愛情たっぷり。まるでIMPULSEからの公式盤だ。感謝あるのみ。