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CO2温暖化説は間違っている (誰も言わない環境論)
 
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CO2温暖化説は間違っている (誰も言わない環境論) [単行本]

槌田 敦
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

世界規模の「思い込み」で、政治が動いていく。その無気味さ、愚かさ。人は、なぜ、こんなにだまされやすいのだろう。地球温暖化の真の原因を解き明かします。

内容(「MARC」データベースより)

世界規模の「思い込み」で、政治が動いていく。その不気味さ、愚かさ。人は、なぜ、こんなにだまされやすいのだろう。現代気象学の通説に対し物理学者として真正面から反論、地球温暖化の真の原因を解き明かす。

登録情報

  • 単行本: 173ページ
  • 出版社: ほたる出版 (2006/02)
  • ISBN-10: 4434074105
  • ISBN-13: 978-4434074103
  • 発売日: 2006/02
  • 商品の寸法: 17.5 x 10.7 x 2.3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
温暖化人為説に賛否はあってもエントロピー問題としての視点が欠如していればどちらも不十分なものになると思う。この本は温暖化人為説に懐疑的な人も、そしてエントロピー問題として温暖化をとらえたい人にも必見といえるだろう。簡単に読み進めることもできるが、そこにはエントロピー問題としての視点も学べるようになっているし、噛めば噛むほど味の出る本だと思う。このような懐疑論があると、ときたま感情的な反発を抱く人もいるかもしれない。そのなかには、素人が専門家の情報に触れていないがために起こる認知的不協和であることも少なからずあるようにも感じる。

ネットやテレビの報道では、わかりやすく、しかし、適切ではない、説明が散見している。南極内陸部の気温がほとんど変化しておらず、若干の寒冷化傾向にあることを知らない人も多いと思う。 http://earthobservatory.nasa.gov/Newsroom/NewImages/images.php3?img_id=17257
真鍋淑郎氏の1985年の「Journal of Geophysical Research」という論文によれば、緯度が高いほど、つまり極地の方が温室効果ガスの増加による温暖化の影響が著しいとモデル計算は示している。 http://www.gfdl.gov/reference/bibliography/1985/kb8502.pdf
確かに、ここ数十年の北極の昇温傾向は著しいものがある。しかし、南極の気温が昇温していないこととの整合性は見られない。これはモデルによる定性的な説明がまだ十分にできていないことを示す一例に過ぎない(2003年の論文を見ても、南極が昇温していないことの定性的な説明はできていない http://www.gfdl.gov/reference/bibliography/2003/rjs0301.pdf )。

アラスカ大学の赤祖父俊一氏も、IPCCのモデルによると北半球のシベリア、アラスカ、カナダなどで特に顕著に見られる特異的な温暖化が再現できていないと指摘する。この大陸部の温暖化は数十年振動(multi-decadal oscillations)による自然要因であり、それと人為的な温暖化を一緒くたにすることには大変な不備があるとも指摘している。 http://www.iarc.uaf.edu/highlights/2007/akasofu_3_07/
このように、温暖化といっても一様に地球が温まっているわけではなく、南極のように昇温していない地域もあれば、シベリア、アラスカ、カナダなどのように特異的に著しい温暖化を示しているところもあり、それらの温度分布はシミュレーションで再現できる段階には至っていない。

温暖化は予防原則だから、たとえ間違っていてもとるに越したことはない、と言う人も多いだろう。確かに、省エネ技術などが推進されることは大事だし、無駄遣いや環境意識が高まることに異を唱える人はいないだろう。しかし、温暖化対策として世界中で原発の大増設が進められていることを知らない人も多いと思う。つい最近では、ハイリゲンダム・サミットで日米で原発推進を明記する提案がなされたことを記憶している人もいることだろう。しかし、日本では臨界事故などのトラブル隠しが頻発している原発や世界中で事故続きの高速増殖炉に対する予防原則は十分に働いているだろうか。

果たして、二酸化炭素の排出が少ないというだけで温暖化対策として原発の推進がこのまま押し進めてもよいのか、今の原発ブームとも呼べる現状に一度は疑問に思ってもいいと思う。原発もエントロピー問題としてとらえると、いかに深刻なダメージを後世に残すかが少しは見えてくるのではないかと思う。環境問題をエントロピーの問題としてとらえるための入門書として。いつもは星4つしかつけないが、余りにも目に余る書評への異議として星五つ。
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100 人中、83人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
槌田敦は反原発の論陣を張る数少ない科学者である。最近ネットでは環境問題を取り上げること自体に嫌悪しているものにぶつかる。そうしたものは、とにかく環境問題解決の活動そのものを否定する立場から二酸化炭素説を否定する。

槌田はそうではなく、環境問題を考えるからこそ、非科学的なものに対して異議を述べている。この本に対する誹謗中傷は数々あれど、素人向けにわかりやすく解説したもの。

なにかと言うと数式の間に隠れてしまって二酸化炭素が原因である決定的事実を示さない科学者、騒ぐことで何かを隠すマスコミ、ろくなことをしないくせにこのことだけは対応が妙に素早い行政、異議をつぶそうとする悪意。今が大衆煽動のファシズムの時代だからこそ、この一冊を。
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96 人中、79人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
なかなかの酷評に、好奇心をそそられました。

私には「一花さかせたい科学者」の「トンデモ本」ではなく、「反骨の科学者」の「ナルホド本」と映りました。主流の「CO2温暖化説」よりも説得力があり、温暖化の真の原因についても考察されています。科学も思想です。たとえ誤りが指摘されても、その思想が世に浸透していれば、5年や10年で正されることはありません。一発逆転など、著者はそれほど脳天気ではないでしょう。

私は電気技術者として30年余り、生活のために、原子力、核融合、太陽光、風力にかかわっていましたが、これらすべての発電にウソがあることは著者指摘のとおりです。CO2温暖化説はウソという著者の主張も、残念ながら、そのとおりかも知れません。
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