最後まで一気に読ませてくれて、とても面白かったです。
読後の印象としては、1〜11巻中で一番よかった。
見せ場の連続だったし、アクションシーンはもちろん、
ところどころに入るギャグが冴えていたと思います。
後日譚として、なつかしのキャラのショートストーリーがあったり。
盛りだくさんでした。
後、巻末に4ページ、ドレス、小物のデザインラフがあり、
キッチリと几帳面に描かれた、マンガとは違った絵柄が新鮮です。
今巻、個人的にとても読みやすかったのですが、
構図の取り方が、普通のマンガのスタイルに近くなっていたからだと思います。
9、10巻では、作者の持つ、独特の立体感覚を生かした、
ダイナミックな構図、緻密な描きこみの迫力の画の連続で、
マンガとして読むには、正直読みづらかったです。
11巻では、ストーリーを消化するためだったのか、
緻密な描きこみはそのままに、
普通のマンガとして読めるコマわりになっていて、
それが、ストーリーの展開スピードを加速させる事になってます。
気になる伏線も回収されていたし、大満足です。
個人的には、作者の遠景をバンバン入れた絵が、とても好きなのです。
9巻、10巻もたぶん、フルカラーだったら、とても見やすかったと思います。
めちゃくちゃ描くの大変でしょうけど。